友達にPCを貸してあげる

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「初期化」もしくは「友達用の別アカウント作成」のどちらかは絶対にやったほうがいい

ブラウザ(ChromeやEdge)にパスワードが保存されていると、あなたのAmazon、SNS、メールなどに友達が自動でログインできてしまいます。また、検索履歴や個人的な写真なども見られてしまう可能性があります。

初期化が面倒であれば、ローカルアカウントを作成

Windowsのアカウントとは、OSへのサインイン資格情報であり、ユーザーごとのファイル(ドキュメントやデスクトップなど)、システム設定、アプリケーションのデータ(ブラウザの閲覧履歴や保存されたパスワードなど)を独立して管理・保護するためのシステム機能です。

キーボードの入力履歴(予測変換の学習データやユーザー辞書)は共有されません。

Windowsの標準機能(Microsoft IMEなど)による文字入力の学習データや、ご自身で登録した単語データは、OSのアカウントごとに完全に独立して保存・管理されます。

したがって、お友達用に新しく作成したアカウント上で文字入力をしても、ご自身の過去の入力内容が予測変換の候補として表示されることはありません。また、お友達が入力したデータがご自身のアカウントの変換学習に影響することもありません

【手順(Windows 11の場合)】

  1. キーボードの 「Windows」キー を押しながら 「R」キー を押し、「ファイル名を指定して実行」画面を開きます。
  2. 名前の欄に半角英数で netplwiz と入力して 「OK」 を押します。
  3. 「ユーザー アカウント」画面が開いたら、「追加」 ボタンを押します。
  4. 画面下部の 「Microsoft アカウントを使わずにサインインする (お勧めしません)」 をクリックします。
  5. 次の画面で右下の 「ローカル アカウント」 をクリックします。
  6. 友達用のユーザー名(Friend など)と、必要ならパスワードを入力して「次へ」を押し、最後に「完了」を押します。

お友達のアカウントを「管理者」に変更してしまうと、せっかく分けたあなたのプライベートなファイルにもアクセスできるようになってしまい、アカウントを分けた意味がなくなってしまいます。

お友達がインストールする時に、リモート操作でパスワードを入力してあげる 先ほど設定した「Chrome リモートデスクトップ」がここで活躍します。お友達がインストール画面でストップしてしまったら、あなたがMacから遠隔で接続し、画面越しにあなたの管理者パスワードを入力してインストールを許可してあげます。


「ファイルの保存場所」と「ソフトのインストール方法」によって、共有されるかどうかが変わります

エクスプローラーのデータ(ファイルやフォルダ)について

  • 共有されない(お友達からはアクセスできない)データ
    ご自身のアカウントの「デスクトップ」「ドキュメント」「ダウンロード」「ピクチャ」などのユーザープロファイル内のフォルダ(C:\Users\あなたのユーザー名 配下)にあるファイルは、権限がブロックされるため、お友達のアカウントからは見えません。
  • 共有される(お友達からもアクセスできる)データ
    「パブリック」フォルダ(C:\Users\Public)や、CドライブやDドライブの直下などに独自に作成したフォルダに保存されているファイルは、デフォルトで全ユーザーにアクセス権が付与されているため、お友達のアカウントからも閲覧・編集が可能です。

2. インストールしているソフト(Gitなど)について

  • ソフト本体は基本的に共有されます(お友達も使えます)。 Gitを含む多くのソフトウェアは、インストール時に「すべてのユーザー」向けにシステム領域(C:\Program Files など)へ配置されます。この場合、お友達のアカウント上にもショートカットが表示され、Git自体を起動・使用することが可能です。
  • ただし、Gitの「設定ファイル」や「認証情報」は共有されません。 Gitを使用するためのユーザー名、メールアドレス、認証情報などを記録した設定ファイル(.gitconfig)は、各ユーザーのフォルダ内に個別に作成されます。そのため、ご自身のGitHub等のログイン情報がお友達のアカウントで引き継がれることはありません。お友達がGitを使う場合は、お友達側のアカウントで改めて初期設定(git config など)を行う必要があります。

※ごく一部のソフトウェアは、インストール時に「現在のユーザーのみ(User AppData領域)」にインストールされる設定になっている場合があります。その特定のソフトについては、お友達のアカウントでログインした際に表示されず、再度インストールが必要になります。

郵送について

パソコンは精密機器なので、普通の段ボールにそのまま入れるのはNGです。

  • 同梱物の確認
    PC本体とACアダプター(充電器)を必ずセットにしましょう。あればマウスも付けると親切です。
  • 梱包と発送
    一番手軽で安心なのは、ヤマト運輸の「パソコン宅急便」を利用することです。セールスドライバーが専用の資材を持って集荷に来てくれて、その場で安全に梱包してくれます(箱代は数百円〜千円程度かかりますが、破損リスクを考えるとかなり安いです)。

https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/pasotaku

友達に伝えること(セットアップ等)

手元に届いた後、友達がスムーズに使えるように以下のことを伝えてあげましょう。

  • ログインパスワード 新しく設定したアカウント名とパスワード。
  • Wi-Fiへの接続 PCを開いたら、右下のアイコンから自分の家のWi-Fiパスワードを入れる必要があることを伝えます。

お友達の家(別のネットワーク)にあるPCをインターネット経由で操作する場合

Chrome リモートデスクトップ(最もおすすめ)

Googleが提供している無料ツールです。WindowsのOSエディション(HomeやPro)を問わず利用でき、離れた場所からの接続設定が最も簡単です。

  • 準備
    郵送前のWindows PCにGoogle Chromeをインストールし、拡張機能「Chrome リモートデスクトップ」を追加・設定しておきます。
  • 操作方法
    ご自身のMacのブラウザ(Chrome)から専用ページにアクセスし、設定したPINコードを入力するだけでWindowsの画面を操作できます。

Windows標準の「リモートデスクトップ」機能について

Windowsには元々リモートデスクトップ機能が備わっていますが、今回の用途(郵送したPCを遠隔操作する)には不向きです。理由は以下の2点です。

  • OSの制限: 貸し出すWindows PCのOSが「Windows 10 / 11 Pro」である必要があります。「Home」エディションでは操作される側(ホスト)になれません。
  • ネットワークの壁: 同じ家のWi-Fiに繋がっている場合は簡単ですが、別の家にあるPCに標準機能で接続するには、VPNの構築やルーターのポート開放など、高度なネットワーク知識と設定が必要になります。

【リモート操作を設定する際の注意点】 リモート操作を行うと、お友達が使用中の画面をそのまま共有・操作することになります。プライバシーに関わるため、「PCの設定で分からないことがあった時に、遠隔でサポートするためにリモートソフトを入れておくね」など、事前に目的を伝えておくことを強く推奨します。

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