OSI参照モデル

OSI参照モデルとは、コンピュータネットワークに求められる機能(通信機能)を7階層の構造に分割し定義したものです。

<OSIとTCP/IPの比較>

  • TCP/IPOSI参照モデルよりも運用重視

物理層

ビット列(0と1の情報)と物理的な電気信号を変換

https://ntorelabo.com/2022/10/08/%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%87%e3%83%90%e3%82%a4%e3%82%b9%e3%81%ae%e3%82%bb%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%aa%e3%83%86%e3%82%a3/

ネットワーク層

異なるネットワークを相互に接続しエンドツーエンドで通信するために論理アドレス(IPアドレス)をもとに宛先までの最適ルートを決定します。

プレゼンテーション層

文字コードや圧縮方法などデータの表現形式を定義

トランスポート層

  • エンドツーエンドのデータ通信の信頼性を向上させるための機能が定義されています。
  • トランスポート層プロトコルにはTCPとUDPがあります。

PDU

データ+ヘッダ(+トレーラ)のデータ単位をPDU(Protocol Data Unit)といい各層の呼び名がOSI参照モデルと少し異なります。

OSI参照モデルのPDU

フレームヘッダ

フレームヘッダはデータリンク層でカプセル化されるときに付与される情報です。

  • 送信元MACアドレス
  • 宛先MACアドレス

TCP/IPのPDU

TCPプロトコルの場合
UDPプロトコルの場合

カプセル化非カプセル化