目次
mysqlのインストールについて – 2
オープンソース版と商用版の違い
MySQL Community Edition(オープンソース版)
- 無料
- GPLライセンス
- 基本的な機能は全て使える
- コミュニティサポートのみ
MySQL Enterprise Edition(商用版)
- 有料(サブスクリプション)
- Oracle公式サポート付き
- 追加ツールやプラグイン(監視、バックアップ、セキュリティツールなど)が含まれる
インストール手順の違いはなく、基本的には同じですが、入手先が異なります。
オープンソース版
<em># 公式サイトから無料でダウンロード</em>
<em># またはパッケージマネージャーで</em>
sudo apt install mysql-server <em># Ubuntu/Debian</em>
sudo yum install mysql-server <em># CentOS/RHEL</em>商用版
- Oracle公式サイトでライセンス購入
- ダウンロードにはOracleアカウントとライセンスが必要
- インストール後の設定や構成は基本的に同じ
MySQLのバージョン体系
MySQLは3つの数字でバージョンを表します。
形式: メジャー.マイナー.パッチ(例: 8.0.35)
- メジャー: 大きな変更(互換性が失われることも)
- マイナー: 新機能追加
- パッチ: バグ修正
バッチについてはバグの修正なので、新しいものを選択すべきです。詳しくはリリースノートを見て確認しましょう
公式パッケージ、インストーラー
https://dev.mysql.com/downloads/mysql
yumでのインストール手順
1. MySQLリポジトリ追加
sudo yum install https://dev.mysql.com/get/mysql80-community-release-el9-1.noarch.rpm2. インストール
sudo yum install mysql-serverMySQL Yum リポジトリを使用して Linux に MySQL をインストールする
https://dev.mysql.com/doc/refman/8.0/en/linux-installation-yum-repo.html
mysqlコマンドラインクライアント
ターミナルやコマンドプロンプトなどのテキストベースの画面から、MySQLサーバーに対してSQL文を実行し、管理操作を行うための対話型ツールです。
mysqlをインストールした際、通常一緒にインストールされます
MySQLの状態を確認する – 7
mysqlコマンドラインクライアントに接続して、まず実行したいのが「STATUS」コマンド
動作中のサーバー情報や、基本的な接続情報の確認が可能です

information_schemaとは
information_schemaは、データベースのメタデータ(データベースに関する情報)を格納しています。