https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/announcements/2025/04/30/1968219366
Contents
SSL証明書とは?
Webサイトを https:// でアクセスできるようにするために使うものです!
SSL証明書の発行、再発行(更新)
全てのSSL証明書には有効期限があります。(現在の仕様では、最長でも398日(約13ヶ月)です。)
有効期限までにやるべきこと
項目 | 内容 |
---|---|
1. 更新申請 | 有効期限の前に、新しいSSL証明書を申請(発行)する |
2. 認証手続き | ドメインの所有者確認をもう一度行う(今回の話に関係) |
3. 証明書インストール | 新しい証明書をサーバーに設定し直す(古いものと差し替え) |
4. 動作確認 | サイトが正常にHTTPSで動いているかテストする |
ドメインの所有者確認の方法
ドメインの所有者確認とは?
example.comの様なドメイン名が本当にあなたの管理下にあるのか確認する作業ですね
方法 | 内容 | さくらインターネットの変更との関係 |
---|---|---|
① メール認証 | ドメインに紐づく特定のメールアドレスに確認メールを送る | WHOISメールは廃止対象、admin@等は継続可 |
② DNS認証 | ドメインのDNSに特定のTXTレコードを設定する | ✅ 有効 |
③ HTTP認証 | Webサーバー上に特定ファイルを配置して確認する | ✅ 有効だが、さくらの共有サーバーでは使えないことがある |
親ドメインの所有者確認が完了していれば、サブドメインの確認は不要です
SSL証明書は親ドメイン単位で所有権を確認します。
たとえばexample.comが確認できていれば下記のようなサブドメインはOK
- www.example.com
- info.example.com
WHOIS登録メールアドレスの利用とは?
SSL証明書の発行時、ドメインの所有者を確認するためにWHOISデータベースに登録されているメールアドレス宛に認証メールを送って、そのリンクをクリックしてもらう方法です。
WHOISとは
WHOIS(フーイズ)は、インターネットのドメイン登録情報を照会できる仕組みです。
- ドメインを管理するための登録情報のデータベース
- 誰がそのドメインを登録しているのか、メールアドレスや会社名などを表示
- 昔はドメインを取得すると自動的に公開されていた
(※今はプライバシー保護で非公開が主流)